楽天市場でレビューを増やす方法|転換率改善に効く5つの施策
楽天市場におけるレビューの重要性
楽天市場では、レビュー数と星評価が商品の「転換率(CVR)」に直結します。楽天市場で買い物をするユーザーの多くが、購入前にレビューを確認する行動を取ることは、ECに携わる方なら実感があるでしょう。
楽天市場特有のレビューの影響
- 検索結果のソート:楽天市場の検索結果は、「レビュー件数順」でのソートが可能。レビューが多い商品ほど選ばれやすい
- ランキングへの影響:楽天ランキングのアルゴリズムにおいて、販売件数とともにレビュー数も考慮されるとされている
- 購入者の意思決定:類似商品が多い楽天市場では、レビューが商品選択の決め手になるケースが多い
- 楽天スーパーSALE等のイベント時:レビューが蓄積されている商品は、セール時の転換率がさらに高まる傾向がある
※上記は一般的な傾向であり、結果は商品・市場環境・競合状況等により異なります。
楽天公式のレビュー促進施策
楽天市場では、出店者がレビューを促進するための公式機能がいくつか提供されています。
1. 購入後レビュー依頼メール
楽天市場では、商品購入後に購入者に対してレビュー投稿を促すメールを送信する機能があります。
- RMS(楽天の出店者管理システム)から設定可能
- 商品到着後の適切なタイミングで自動送信
- 全出店者が追加費用なしで利用可能
この機能は無料で利用できるため、未設定の店舗はまず有効化することを推奨します。
2. レビュー特典の設定
楽天市場では、レビュー投稿に対して「次回使えるクーポン」等の特典を設定することが可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 特典の提供条件に「高評価限定」を設けてはならない(景品表示法違反のリスク)
- 特典内容は楽天のガイドラインに準拠していること
- 「レビューを書いたらポイント○倍」等のキャンペーンは、楽天の最新のルールを確認すること
3. 商品同梱のサンクスカード
商品に同梱するカードで、丁寧にレビュー投稿をお願いする方法です。QRコードでレビュー投稿ページに直接遷移できるようにすると、投稿率が向上する傾向があります。
※「星5をお願いします」のような評価を限定する表現は禁止です。「ご感想をお聞かせください」のような中立的な表現を使いましょう。
サンプリング施策の活用
公式のレビュー促進機能だけではレビュー数の蓄積に時間がかかる場合、EC特化型のサンプリング施策を活用する方法があります。
楽天市場でのサンプリング施策の特徴
- 楽天会員基盤の活用:楽天市場のユーザーは楽天会員であるため、楽天ポイント等のエコシステムに親和性の高いモニターを活用できる
- 実購買データの蓄積:サンプリング施策を通じた購入も販売実績としてカウントされ、楽天ランキングへの寄与も期待できる
- 段階的な実施:急激なレビュー増加を避け、自然なペースで商品の認知を拡大する設計が重要
コンプライアンス上の注意点
- モニターへのレビュー内容の指示・誘導は禁止
- 景品表示法(ステマ規制)を遵守した運用設計であること
- 楽天市場の出店規約に違反しないこと
※結果は商品・市場環境・競合状況等により異なります。
楽天スーパーSALE前のレビュー蓄積戦略
楽天市場のEC事業者にとって、楽天スーパーSALE(年4回開催)は最大の商機です。このイベント前にレビューを蓄積しておくことで、セール期間中の転換率を最大化する戦略が有効です。
なぜセール前のレビュー蓄積が重要か
- セール中のトラフィック急増:楽天スーパーSALE中は通常の数倍〜十数倍のアクセスが見込まれる。レビューが不足していると、せっかくの流入を取りこぼす
- 比較検討の激化:セール中は多くのショップが値引きを行うため、価格以外の差別化要素(レビュー評価)が重要になる
- セール後のロングテール効果:セール中に蓄積されたレビューは、セール終了後の通常販売でもCVR向上に寄与する
セール前3ヶ月のレビュー蓄積スケジュール例
- 3ヶ月前:レビュー促進の基盤整備(サンクスカード作成、RMSのレビュー依頼メール設定確認、サンプリング施策の検討)
- 2ヶ月前:サンプリング施策の開始(段階的に実施。急激な増加を避ける)
- 1ヶ月前:既存顧客へのレビュー依頼メール送信、レビュー特典キャンペーンの実施
- セール直前:商品ページの最適化(レビューを活かした訴求ポイントの追加)
RPP広告とレビューの相乗効果
楽天市場のRPP広告(楽天プロモーションプラットフォーム)は、楽天市場内の検索連動型広告です。RPP広告とレビュー蓄積を組み合わせることで、相乗効果を生み出せます。
レビューがRPP広告の効果を高める仕組み
- CTR(クリック率)の向上:検索結果に表示される際、レビュー数と星評価が視覚的に目立つため、クリックされやすくなる
- CVR(転換率)の向上:広告経由で商品ページに流入した後、レビューが購入の最後の後押しになる
- 広告費用対効果(ROAS)の改善:CTRとCVRが向上することで、同じ広告費でより多くの売上を獲得できる
実践的なアプローチ
- まずレビューの基盤を整備する(目安:10件以上の蓄積)
- レビューが一定数蓄積されたらRPP広告を開始する
- RPP広告で増加した販売数から、さらにレビューが蓄積される好循環を生む
- 定期的にROASを測定し、広告投資の最適化を行う
※広告効果は入札額・競合状況・商品力等により異なります。
まとめ
楽天市場でレビューを増やすことは、転換率の改善、検索順位の向上、スーパーSALE等のイベント時の売上最大化に直結する重要な施策です。公式のレビュー促進機能をフル活用しつつ、コンプライアンスを遵守したサンプリング施策で補完する戦略が効果的です。
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※結果は商品・市場環境・競合状況等により異なります。

