Amazonブランド登録の申請方法|商標登録から承認までの完全手順
Amazonブランド登録(Brand Registry)は、A+コンテンツやブランド分析、スポンサーブランド広告など強力な販促ツールを解放する必須施策です。しかし商標登録との連携や審査基準がわかりにくく、申請で躓くセラーも少なくありません。この記事では、商標登録の準備から申請、審査通過、承認後にやるべきことまでを6ステップで実践的に解説します。
ステップ一覧
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ブランド登録のメリットと要件を理解する
ブランド登録を完了すると、A+コンテンツ(CVR平均5〜10%向上が期待される)、スポンサーブランド広告、ブランド分析ダッシュボード、Amazon Vine、バーチャルバンドルなどの機能が利用可能になります。登録要件は「有効な商標登録(文字商標またはロゴ商標)」と「商標が商品またはパッケージに表示されていること」の2点です。出願中の商標でも申請可能ですが、登録済みの方が審査がスムーズに進みます。
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商標登録を準備・出願する
日本国内での商標登録は特許庁に出願し、審査完了まで通常6〜12ヶ月かかります。出願費用は1区分あたり印紙代12,000円+登録料32,900円(10年分)です。弁理士に依頼する場合は別途5〜15万円が相場になります。Amazon Brand Registryが受け付ける商標は「文字商標」または「図形商標(ロゴ)」で、商標登録番号が必要です。IP Acceleratorプログラムを利用すると、出願段階でもブランド登録が可能になるケースがあります。
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Brand Registryの申請手順を進める
セラーセントラルから「ブランド」→「ブランド登録」に進み、申請フォームに入力します。必要情報は「ブランド名」「商標登録番号」「商品カテゴリ」「商品画像(商標がパッケージに表示されていることを示す写真)」です。商標登録番号は特許庁のJ-PlatPatで確認できます。入力ミスが最も多い項目は商標名とセラーセントラル上のブランド名の不一致で、完全に一致させる必要があります。
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審査で落ちやすいポイントを事前に対策する
審査で却下される主な理由は3つです。(1)商標名と出品ブランド名の表記揺れ(全角半角・スペースの有無)、(2)商品画像に商標が明確に写っていない、(3)商標権者とセラーアカウント名義の不一致。対策として、商標を鮮明に印字したパッケージ写真を3枚以上用意し、アカウント名義と商標権者名を一致させておきましょう。審査期間は通常2〜10営業日で、追加資料を求められる場合は14日以内に提出が必要です。
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承認後に優先的に設定すべき機能を有効化する
承認完了後、まずA+コンテンツを主力商品5〜10点に設定しましょう。画像+テキストのモジュールを組み合わせ、商品の特徴を視覚的に訴求します。次にスポンサーブランド広告を開始し、ブランドストアへの導線を構築します。ブランドストアは3ページ以上で設計し、ブランドの世界観と商品ラインナップを一覧できるようにしましょう。Amazon Vineへの登録も新商品のレビュー獲得に有効です。
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よくある失敗パターンを回避する
ブランド登録後のよくある失敗は「登録しただけで活用しない」ことです。A+コンテンツの未設定率は約40%ともいわれ、せっかくの機能を使わないのは機会損失です。また、商標権の更新忘れでブランド登録が無効になるケースもあります。商標の存続期間は10年で、更新手続きは期限の6ヶ月前から可能です。ブランド保護機能(転売監視・知的財産権侵害の報告)も定期的に確認し、不正出品者への対応を怠らないようにしましょう。
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